流山本町 着物でまち歩き -トライアル編-

流山本町 着物でまち歩き

2021年5月23日、新型コロナウィルス感染症予防対策を講じた上で、着物を着て流山本町を歩く流山本町 着物でまち歩きのトライアル編を開催しました。

流山本町には歴史的建造物が多く残り、歴史的背景のある小径も多く残っています。
流山本町は、着物でまち歩きをしに出かける場所として打って付けの場所だ。
着物でまち歩きをする人の姿そのものが、新たなまちの魅力・魅力的な景観の一部となるはずだ。
着物を着てまち歩きをすることで、きっとまちの魅力を身体全体で感じることができるだろう。
と考え、この流山本町 着物でまち歩きを企画しました。

本記事では、流山本町 着物でまち歩き トライアル編、当日の様子をご紹介します。
(→流山本町 着物でまち歩き 企画のいきさつ についてはこちら。)


会の当日は朝10:00にmachimin1へ集合し、流山福祉会館へ移動しました。
10:30頃より着付けを、美保姿大竹きもの学院 学院長の大竹先生ご指導のもと、machiminスタッフの足原さん、菅原さんにもお立ち合いいただき行いました。
写真撮影には同じくmachiminスタッフの岡村さんが同行してくださいました。

先生が着物を羽織る姿の優美さに、一同「おぉぉ!」と湧き上がる場面が冒頭にありながら、着付けを進めます。

着付けの初心者が多かったこと、まち歩きが目的であること、浴衣を着る際にも活かせることから 、帯は半幅帯を用いました。 

12:00頃には着付けを終え、一同 礼にて着付けの会を終了し、蔵のカフェ+ギャラリー 灯環さんへ移動します。

灯環さんでは昼食を、感染症対策のため横並びやたがい違いになり着席し、黙々といただきました。
話に花を咲かせながら食事会を行える日が待ち遠しいです。

その後浅間神社へ。少し近道をして、脇道から入りました。

お参りし、裏手にある富士塚へ行くと、先に来ていた他のまち歩きの方々から「お着物素敵ですね。」など声をかけていただきました。

会の終了予定であった13:00を過ぎましたが、せっかくだからもう少し歩こう、とmachimin1まで足を伸ばすことにします。

machimin1に到着し、しばらくその空間と着物を楽しみました。
その後流山福祉会館へ戻り、着物を片付け、14:00前に会を終了しました。


着付けから昼食、まち歩きまで、盛りだくさんの約半日。
参加者の方にとって、初めての着付けから慣れない着物姿と草履で過ごすのは、想像していた通りの大変さがあったようです。しかしそれ以上に自分で着物を着ることができた喜び、着物を着て過ごす・まち歩きをすることの喜びは大きいものだったという感想をいただきました。
着物を着て歩くことで、何度も訪れたことがある場所も、凛とした新鮮な気持ちで歩くことができた。まちの新しい魅力を発見できそうだ。との感想もありました。

着付けのサポートに入ってくださったmachiminスタッフの足原さん、菅原さんからは、着物姿で歩く私たちを見て心が踊ったと、喜びの声をいただきました。
それは着物を着て過ごした、自分の若かりし日々を思い出したこと、着物が似合うこのまちで、着物でまち歩きをして欲しいという願いが叶ったことからであったそう。

私自身にとっては、自分の“好き”と地元であるこの“まち”が結びついた初めてのイベント企画でした。
企画・運営者としては気づきや改善すべき点を得ることができ、一参加者としては大好きな着物で、このように地元で友人と過ごすことができ、たいへん大きな充足感がありました。

machiminでいただいた着物と、machimin1で販売しているまるまつ商店さんの“みりん簪”を身につけて

今回のトライアル編の経験を次回に活かし、さらにこの流山本町 着物でまち歩きを一緒に楽しんでくださる方、流山本町の新たな魅力を一緒に探してくださる方の輪を広げたいと考えています。

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