流鉄壁画完成

流鉄壁画プロジェクトは、東京藝術大学に勤めるアーティスト知念ありさがプロジェクトリーダーとなり発足しました。ロンドンを拠点にアーティスト活動を行なっている壁画ペイントアーティストClare Wallis(クレア・ウォーレス)を流山に招待し、2019年10月、壁画制作がスタートしました。
約2ヶ月間かけて描き上げた壁画は、まちの人々にアートが持つ可能性を教えてくれたように感じます。

流鉄壁画パノラマ写真

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流鉄壁画パノラマ写真

※壁画画像は、複数の画像を合成しているため、歪みがあります。ぜひ、流山までお越しになり、実物をご覧ください!

壁画デザインコンセプト

壁画ペイントアーティストClare Wallis(クレア・ウォーレス)が約2ヶ月間、流山にホームステイし、住民のみなさんと会話し、「ここはどんな場所だったんだ、こんな歴史がある、今人気のイベントはこれ」というようなお話を聞いたり、実際に毎日machiminで提供するみりんで作る食事を食べたり、実際にまちを歩いたり、流山について知っていきました。
そこから得たインスピレーションから流山の過去・現在を記録し、未来に思いを馳せる“流れるような絵巻物”というコンセプトで表現しています。
そのため、絵巻物は右(流山駅、machimin側)からスタートします。

Winter 冬

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古い日本画(墨絵)をイメージしています。
時代としては、縄文〜江戸。史跡ガイドさんとのまち歩きや博物館の展示を参考にしています。
流山の地名発祥の地の伝説を表現した山や、日本を感じさせる凧、松などが描かれています。

Spring 春

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浮世絵や着物の柄からインスピレーションを得ています。
時代としては江戸初期〜後期。
子どもたちと描いた嵐の中で咲き誇る桜が印象的です。江戸川でみりんを運ぶ高瀬舟とその背景にはみりんが黒から白(透明)に変化する様子が、着物の柄のように表現されています。

Summer 夏

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着物の柄や型染めをイメージしています。
時代としては明治〜昭和。現代もちょっぴり含んでいます。
全体がオレンジを基調にして描かれており、夏の暑さを表現しています。
黒い縞模様は線路をイメージにしており、その先には万華鏡が回っています。万華鏡を回し、見えるものが変わっていくように線路(鉄道)が流山に新しい産業をもたらし、まちに多くの変化が起きました。

Autumn 秋

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現代のアニメスタイル。時代は現代。クレアがアートを描き始めた季節も秋(10月)です。
machiminで出会った子どもたちをモチーフにこれからの未来を担う現代の子ども表現しています。
暗くなると灯る切り絵行灯や江戸川土手から見た本町などまち歩きの際に見た景色を描いています。

より詳しい解説はこちらのPDFをご覧ください。

配布資料 壁画デザイン 

どこにあるの?

壁画は、流鉄流山線「流山駅」の隣、machiminから市役所や博物館に続く「流鉄倉庫を囲う約100mの錆トタン壁」に描かれています。
お散歩がてらお立ち寄りください!

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